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Author:こう
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行事納め
イベントっていうのはなんだかへんだ。
でも行事もへんだ。

今日は加藤訓子という打楽器奏者のソロを聞きにゆく。
ク・ナウカの宮城聰演出という。
単なる独演会というよりは、演奏会と芝居の中間ぐらいな
感じを想像しつつ行く。

初めは様々な打楽器(全部で25種類ぐらいあったか)に
囲まれるようにして演奏する奏者。
途中で黒服にサングラスといういでたちの男がはいって
きて、舞台の上からひとつづつ楽器を運び去ってゆく。

19世紀以降にあらわれた何でもありますというぐらいの
様々な楽器。
そのいわば虚飾とも言える楽器をひとつづつはぎとって
いって、最後に身一つになっても、音楽は残る。
それが演出意図だということだった。

演奏は、本人もびっくりのハプニングもあり、ちょっと
まとまり欠いたかなというところもあった。
それにソロだ。演出者やゲストを招いたアフタートークで
ソロといってもこれは楽器と奏者のダイアローグだという
話も出ていたが、でもやっぱりソロだ。
他の音とあわせる、あうといのも音楽を聴く楽しさの
うちの重要な部分だと思うが、ソロはそれがない。
しかも打楽器だ。メロディもない。
いや、正確に言えばマリンバの曲は別だが、それは一部分
でしかない。
そこらへんがこれを楽しく聴けるか否かの分かれ目に
なるかなと思う。

隣の人はいびきかいていた。
あたしは機会があったら、また聞いてみてもいいかな。

しかしパーカッション、身体使います。
健康によさげです。
うちのメタボリックシンドロームな社長にやらせてみようか。
未分類 | 2006/12/29(金) 00:08 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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